日本人デザイナーによる日用品のショップ-柳宗理さんなど

3月30日開業予定の「東京ミッドタウン」に、柳宗理さん、小泉誠さんなど日本人デザイナーの日用品を扱うショップ「SAYA」がオープン。写真は店舗イメージ。

3月30日開業予定の「東京ミッドタウン」に、柳宗理さん、小泉誠さんなど日本人デザイナーの日用品を扱うショップ「SAYA」がオープン。写真は店舗イメージ。

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 総合商社の佐藤商事(中央区)は3月30日、同日開業予定の「東京ミッドタウン」(港区赤坂9)に、食器やカトラリーなどの日用品を扱うショップ「SAYA(サヤ)」をオープンする。

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 同店は「使いやすく、美しい、暮らしの道具の店」をコンセプトに、柳宗理さん、小泉誠さんを中心に、渡辺力さん、剣持勇さんなど日本人デザイナーによる、日本での生産を基本にした日用品を紹介・販売する。

 ターゲットは、「自分の生活を大切にする人」「住環境に気を配り、毎日の生活に良質な日用品を使いたいと考えている層」。ショップ名は、「莢」や「鞘」の字の意味から感じられる「育てる、大事なものを包み込む」「新たなデザイナー、商品を育てる」というイメージがコンセプトと合ったことから決定したという。ロゴのデザインはデザイナーの山口信博さんが担当する。

 取扱商品は、柳さんデザインの「ステンレスケトル2.5L つやけし」(7,350円)、「片手鍋18センチメートル つやけし」(6,300円)、小泉さんデザインの「kaico」シリーズの「ケトル」(6,300円)、「ミルクパン」(4,200円)など約250点。

 店舗面積は約26平方メートル。ショップデザインは小泉さんが担当。「柳さんの製品を見た時に、アノニマス(匿名の)な印象を受ける。これは柳さん始め、今の日本のデザインを引っ張ってきたデザイナーのものづくりの精神だと思う。今回の店舗はその精神を受け継ぐようなイメージを考えた」(小泉さん)として、コンクリートブロックやはだか電球など、工業製品をイメージさせる素材を使用し、あたたかみのあるイメージをつくるという。営業時間は11時~21時。(写真=店舗イメージ)

佐藤商事

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