港区麻布十番3に、「和」をテーマにしたコンセプトビルの建設プロジェクトが進行している。
同プロジェクトは、不動産開発のリブコム(目黒区)が手がける「カップルで楽しめるビューティースポット」(同社担当者)を目指した商業ビルで、男性誌「LEON」元編集長の岸田一郎さんがプロデュース、建築家の岸和郎さんが設計を担当する。コンセプトは「崇高な下心」で、「異性に対してキレイになる戦略を実現する」(同)という思いから。
建設予定地は麻布十番「カフェライフ」(港区麻布十番3)の西隣で、構造は地下1階と地上8階建て。延床面積=817平方メートル。
オープンは2008年4月の予定。今年1月から飲食やサービスなどのテナントを募集・審査を行っており、和食店や、エステ、ネイルサロン、グルーミングサロン(ヘアカットやシェービング、フェイシャルケア、ヘッドスパといったメニューを持つサロン)などからの応募があるという。6月下旬には開業テナントを4~7店舗決定。各テナントの店舗デザイン、宣伝・PRを同社がサポートする。
プロジェクトに対し担当者は、「岸田一郎氏の目利きの感性と、岸和郎氏の洗練された建築デザインを融合させ、麻布十番に新たなスポットが提供できれば」と話す。(写真=ビル外観イメージ)