六本木の老舗店「ハンバーガー・イン」が西麻布に復活

六本木の老舗ハンバーガー店「ザ・ハンバーガー・イン」が5月31日、西麻布交差点近くに復活した。写真は店舗外観。

六本木の老舗ハンバーガー店「ザ・ハンバーガー・イン」が5月31日、西麻布交差点近くに復活した。写真は店舗外観。

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 2005年10月に一時閉店した六本木の老舗ハンバーガー店「ザ・ハンバーガー・イン」が5月31日、西麻布(港区西麻布1、TEL 03-3403-7767)に復活した。場所は、西麻布交差点近くの「ホテルメンテルス六本木」1階。

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 「ザ・ハンバーガー・イン」は1950年(昭和25年)、当時マッカーサー元帥の給料計算をしていたアメリカ人、ジョン・S・ウェッツスタインが日本初のハンバーガー店として飯倉片町にオープンした。1964年(昭和39年)には、当時は六本木のはずれだった「六本木5丁目」交差点角の雑居ビル 1 階に移転した。

 新店舗の運営を手がけるのはハンバーガーイン(渋谷区)。ザ・ハンバーガー・インのオーナーと同社老川社長が旧知の間柄だったことから営業権を引き継いだ。老川社長は2006年より、「ザ・ハンバーガー・イン」のロゴを使ったTシャツの販売も行っている。

 メニューは、六本木の「ザ・ハンバーガー・イン」の看板メニューだった「一番東京ハンバーガー」(800円)を中心に各種ハンバーガーのほか、「クラブハウスサンドウイッチ」(1,200円)、「ホットドッグ」(600円)、「フレンチフライ」(200円)、「オニオンリング」(200円)など。ドリンク類では、ビール、ジン、ウオツカ、ラム、ウイスキー、ワインなどのアルコール類や、コーヒー、ジュース、シェイクなどをそろえる。

 店舗面積は約12坪で、席数は26席。いすにはデッドストックのイームズを使用している。店内では当時の「ザ・ハンバーガー・イン」の写真を飾るほか、オリジナルTシャツの販売も行う。当初の営業時間は11時~23時だが、今後は明け方までの営業時間拡大も検討しているという。

 老川社長は「ザ・ハンバーガー・インの文化を新しい店で伝えていけることがうれしい。団塊の世代の方にも昔を思い出してもらえれば」と話している。

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