森アーツセンターギャラリー(森タワー52階)では4月2日より、ソロモン・R.グッゲンハイム財団の企画による「ジョルジオ・アルマーニ展」を開催する。同展は、国際的ファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏の軌跡を辿るもので、過去30年間の同氏の足跡を300点を超える衣裳やオリジナルスケッチ、映像等でテーマ別に紹介する。同展は、2000年にニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された後、スペインのグッゲンハイム・ビルバオ美術館をはじめ、世界の大都市を巡回中で、東京はその4番目にあたり、アジアでは初の開催となる。会場デザインは、巡回展同様、舞台演出家であり、愛知万博のイベントプロデューサーであるロバート・ウィルソン氏が担当した。カスタムメイドのマネキン、映像、光、そして音楽の組み合わせにより空間が構成されるもので、銅や鉛などの、メタリック素材や黒いガラスなど様々な素材を、テーマに応じて各セクションに施している点が特徴。音楽は映画「花様年華」の音楽を担当したマイケル・ガラッソー氏が担当した。料金は一般1,000円、学生800円ほか。6月5日まで。
森アートミュージアム