森ビル(港区六本木6)は7月9日、運営する森美術館(同)の館長を務める南條史生氏が、「平成19年度外務大臣表彰」を受賞したと発表した。
外務大臣表彰は、国際関係の様々な分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に功績のあった個人や団体に贈られるもの。
南條氏は1949年東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。2002年より森美術館副館長、2006年11月より館長を務める。国際美術館会議(CIMAM)理事。国際美術評論家連盟(AICA)会員。
同氏の主な国際文化交流活動には、台北ビエンナーレ(1998年)、横浜トリエンナーレ(2001年)、シンガポールビエンナーレ(2006年)などの国際展や、CIMAM、AICAによる国際会議のほか、森美術館におけるアジアとの交流推進などがある。