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AMOのディレクターによる都市計画セミナー、アカデミーヒルズ

(写真右)レニエ・デ・グラーフ氏

(写真右)レニエ・デ・グラーフ氏

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 アカデミーヒルズ49(港区六本木6)で7月31日夜、都市・建築セミナー「都市計画の潮流~都市へのAMO的視点~」が開催された。

 ゲストスピーカーに、OMA(Office for Metropolitan Architecture)パートナーでAMOディレクターのレニエ・デ・グラーフ氏を迎え、建築家「アトリエ・ワン」代表で東京工業大学大学院教授の塚本由晴氏がモデレーターを務めた。

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 OMAは建築家のレム・コールハース氏による建築事務所で、AMOはOMAに対するリサーチ・デザイン組織として1998年に設立された。EU加盟国の国旗を組み合わせたバーコード「EU BARCODE」等の活動で知られる。レニエ氏は1964年、オランダ生まれ。1996年よりOMAに在籍し、港湾再開発「デ・ロッテルダム」計画など多くのプロジェクトを指揮してきた。

 セミナーは前・後半の2部構成で行われ、前半はレニエ氏がOMA・AMOの紹介と、UAE(アラブ首長国連邦)でのプロジェクトなどいくつかの事例を紹介した。

 UAEにおける考察では、「ここでの都市の成長には、人口の増加、都市化の進行などのまっとうな理由付けがない。人工的な街をつくりそこへ人を惹き付けている」として、石油以外による経済成長の高まりを説明しながら、同国の都市・ドバイを「人工的に建造された首都であり、必要性から自然発生的にできたのではなく、外からモノ・人・金を吸引しようとして作られた都市」であると説明、この点から「都市の肥大化」が見られると指摘した。また、UAEでのプロジェクトとして、ホテル・住居等の複合施設のデザイン開発プロジェクト「DUBAI RENAISSANCE」(ドバイ)や、砂漠における都市計画のマスタープラン「RAK Gateway 」(ラスアルハイマ)を紹介した。

 後半は、塚本氏の質問にレニエ氏が回答する形式でトークセッションが行われ、会場からの質問ではOMA・AMOの組織に関する質問が多くなされた。

OMA

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