東京ミッドタウン(港区赤坂9)などを会場に開催される第5回「東京発 日本ファッション・ウィーク」(以下JFW)が8月29日、開幕した。
JFWは、ファッション・ビジネスの拠点としての日本の国際競争力強化を目指し、「東京コレクション・ウィーク」、「JFW デザイナー合同展示会」等のイベントを一定期間中に集約して開催する複合ファッションイベント。主催はファッション戦略会議(事務局=中央区)。初日には六本木アカデミーヒルズ40(六本木6)で「JFWデザイナー合同展示会」(31日まで)が開催された。
東京ミッドタウン内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」では30日より、若手デザイナーによる新作をインスタレーション形式で展示する展覧会「ヨーロッパで出会った新人たち」が始まった。会場内には大きな「箱」が6つ展開され、それぞれの箱の中にデザイナーによる作品が展示される。「MIKIOSAKABE」は、着せ替え人形のような商品パッケージでマネキンを囲ったり、「STEREOTYPES」は手術室のような部屋に無数のロッカーを並べた作品を展示した。入場無料。9月5日まで開催。
また同日より、東京ミッドタウン・ホール、原宿クエストホール(渋谷区)などで「東京コレクション・ウィーク」(9月3日まで)が開催され、ato、DRESSCAMP、THEATRE PRODUCTS/KINGLY THEATRE PRODUCTSなどのブランドがファッションショーを行う。