日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA、事務局=港区赤坂9)は9月7日、東京ミッドタウン・デザインハブ(赤坂9)でJAGDA国際セミナー「ブルノ・ビエンナーレと日本のデザイン」を開催する。
同セミナーは、グラフィックデザインの国際ビエンナーレ(2年毎の美術・デザイン展)「ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ」の主催者を講演者に迎え、同ビエンナーレの歴史・現在や受賞作品の紹介のほか、日本のデザインとの関わりを考えるもの。
ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレは1963年に設立され、デザイン界で最も歴史の古いグラフィックデザインのコンペティションの1つとされる。チェコ共和国の都市・ブルノにある「Moravian Gallery(モラヴィア・ギャラリー)」と同国文化省の共催により隔年で開催され、毎回約3,000点の応募があるという。これまでに日本人では青葉益輝さん、永井一正さん、勝井三雄さん、立花文穂さんがグランプリを受賞している。次回は23回目となり2008年6月の開催を予定する。
講演者には、同ギャラリーのグラフィックデザイン部門長、マルタ・シルヴェストロヴァーさんに加え、審査員の経験を持つ青葉さん、永井さんが参加する。開催時間は 17時~18時30分。定員70人。参加費は一般1,000円ほか。