東京ミッドタウン(港区赤坂9)内に設置されているアート作品情報をまとめて掲載した書籍「Tokyo Midtown Art+Design 東京ミッドタウンのアートとデザイン」(出版社=東京書籍、1,890円)が8月30日、発売された。
書籍は、同施設のアートディレクターを務める清水敏男さんが監修を務めた。「アートワーク」「ガレリア」「アートとデザインの空間」「建築とデザイン」の4章で構成され、ハービー・山口さん、谷裕文さん、甲斐裕二さんの3人の写真家が撮影したアートワークや建築写真と、アーティストインタビュー等を掲載する。
同施設内には、プラザ地下1階に安田侃さんによる白大理石の彫刻「意心帰」や、ミッドタウン・ガーデンにフロリアン・クラールさんによるアルミニウムの彫刻「フラグメントNo.5」などの大型アート作品が設置されている。このほかトニー・クラッグさん、中西夏之さん、五十嵐威暢さんなど多くの著名アーティストの絵画・彫刻作品を設置するほか、隣接する港区立檜町公園内には、高須賀昌志さんによる遊具形式の作品も設置する。清水さんは同施設のアートワーク計画を始めるにあたり、「ハイブリッド・ガーデン」というテーマを想定したという。書籍は全国主要書店で取り扱う。