東京タワー(港区芝公園4)は12月10日より、改修が終了した一部の大展望台行きエレベーターの運行を開始した。
運行を開始したのは、1階から高さ150メートルの大展望台行きエレベーター3台のうち1台。リニューアルには「光のルービック・キューブ」というテーマを設け、機内に東京タワーの写真パネルを設置したほか、天井にはさまざまな色に発光するLED照明を設置し、「光のイリュージョン」の演出を施す。また、高さ150メートルの大展望台に到着するまでの運行速度を、約1分から約45秒間に短縮した。
改修は、2008年の開業50周年記念事業の一環として行われ、残る2台のエレベーターも2008年8月までに順次改修し、それぞれ「UNIVERSE」、「UFO」をテーマとする予定。3台合計の総工費は6憶5千万円。同タワーの総合企画部担当者は「3台それぞれのテーマを楽しんでもらいたい」と話す。