10数年先の未来の生活がどのように変化しているか──アクシスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-5575-8655)で1月26日より開催されている展覧会「Skin:フィリップスデザイン『プローブ』プロジェクト」では、オランダのフィリップスデザイン社による、未来の生活への独創的な提案が行われている。
プローブプロジェクトは、政治、経済、環境、技術、文化の5分野において、「イノベーション」を探求するもの。同社独自の2020年以降のライフスタイル予想を基に、既存の考え方にはない、先進的なプロダクトの提案を行う。
展示作の1つ「サスティナブル・ハビタ 2020」では、未来の都市と居住環境に注目し、細胞のように有機的に活動する外壁を持つ建物を提案。会場では映像とインスタレーションが展示される。「エレクトロニック タトゥー」は、人間の意志によって変化するインクの研究で、ジェスチャーや感情に合わせて模様が変化していく「生きたタトゥー」を提案。会場では、研究のシミュレーションを体験できる。
開催時間は11時~19時。入場無料。2月3日まで。毎日17時よりプレゼンテーションを実施する。