六本木商店街振興組合(港区六本木4、TEL 03-3401-9451)は1月11日、六本木商店街のキャッチコピーを決定した。
キャッチコピーは、昨年1月の国立新美術館(六本木6)開館や3月の東京ミッドタウン(赤坂9)開業を受け、六本木への来街者が増加していることを背景に、「芸術、創造、アート、デザインなどをキーワードとした新たな街づくりをアピールする」(同組合担当者)ことを目指して募集したもの。昨年11月1日~12月5日の募集期間で、全国から204点の応募があったという。
特選には、世田谷区在住の塩田泰之さんが応募した「六本木 芸術散歩」が選ばれ、このほか「美ing 六本木」や「文化のフロントランナー。六本木」など、入選10作品が選出された。選出には六本木商店街振興組合や港区、外部アドバイザーなどで組織された六本木活性化委員会が審査にあたった。同組合担当者は「詳細な趣旨を添えて応募してくださる方や、書体や文字組みなどビジュアル面にも配慮いただいた方など多岐に渡り、単純に比較することが出来ず、審査は非常に難航した」と話す。
特選となったキャッチコピーは、六本木の街灯フラッグや地図など、同組合の媒体などで使用される予定。また、「六本木の街を歩いてもらう」(同)ための「六本木マップの作成」を予定しているといい、この中での使用も予定しているという。