出版およびデザイン開発サービスを手がけるガスアズインターフェイス(港区西麻布1)は2月15日、手塚プロダクション(新宿区)と協業で、新ブランド「Tezuka Osamu by Gasbook」を立ち上げると発表した。
同社は国内外のクリエーターとの協業で、商品開発や事業開発などを手がけており、新ブランドは手塚治虫さんの生誕80周年を記念して設立するもの。立ち上げに際し、気鋭クリエーター10組が手塚作品をモチーフにしたデザインを手がけている。
参加クリエーターはエンライトメント、Ten_do_ten(点)、田名部敏文さん、黒川知希さん、牧鉄兵さん、福井利佐さん、Tomato(トマト/長谷川踏太さん)、井口弘史さん、アーマーゲー・デザインオフィス、アンノン。今年2月に東京国際展示場で行われた国際見本市「ギフト・ショー2008春」では、衣類などのプロダクトにデザインを落とし込み、同ブランドによる提案を行った。
同ブランドの展開の詳細については未定だが、同社広報担当者は「手塚作品をモチーフとしたデザインを様々な企業に向けて提案していく予定。企業と作家の間に立ち、当社が持つ作家とのネットワークを活かして、個々の企業にマッチしたものを提供できると考えている」と話す。