六本木ヒルズ（港区六本木6）ノースタワー地下1階にあるアジア料理店「a Cave（エーケイブ）アジアン食堂」が3月7日、リニューアルオープンした。

　リニューアルは「ベトナムの街角にあるおしゃれな食堂」をコンセプトに、メニューやインテリアを刷新。従来の石焼ビビンバをメーンとしたメニューに、前菜や炒め物、麺類などを充実させ、テークアウトのランチメニューも設けた。インテリアは白い壁に木材を基調とし、ベトナムをイメージしたレトロな雰囲気の照明やオブジェを配する。ターゲットは六本木ヒルズ近辺のワーカー。店舗面積＝27.5坪。席数＝47 席。

　ランチメニューには「鶏肉のカシューナッツ炒め」など3種の炒め物から選べる「アジデリプレート スープ付」（950円）などを追加。また、ソフトドリンクバー（100円）を設けた。テークアウトメニューでは「車で売りに来るアジアンランチをイメージした」（同店統括マネージャー）といい、十穀米に日替わりアジアン惣菜が3品選べる「アジデリ弁当」（820円）や、「日替わりカレー」（650円）などを用意する。

　ディナーメニューについては「気軽にご飯を食べてちょっと飲んでもらえるよう、炒め物や麺類を充実させた」（同）。前菜「生春巻き」（390円）、「海老トースト」（450円）、炒め物「ガイトートのガーリック炒め」（850円）、「スズキのジンジャー炒め」（800円）、麺類「海老と青じそのパッタイ」（900円）、「香味野菜と海老団子のフォー」（950円）などのフードメニューのほか、アジアのボトルビール「シンハー（タイ）」、「バーバーバー（ベトナム）」、「ビンタン（インドネシア）」、「サンミゲル（フィリピン）」（すべて650円）など、アルコール類も揃える。平均客単価はランチ＝1,000円、ディナー＝2,000円。営業時間は11時～23時。無休。

　同店は麻布十番にも店舗を展開する。麻布十番店は16時までランチがオーダーでき、ワーカーの「レイトランチ」需要にも対応する人気店。

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