東ハト(豊島区)は4月17日、東京タワー(港区芝公園4)内の「ギネス ワールドレコード ミュージアム TOKYO」で人気スナック菓子「暴君ハバネロ」シリーズのユニークな新商品発表会を行った。
新商品は、「超暴君ハバネロ」シリーズで、インカ帝国の時代から栽培されていたとされるアンデス地方原産のトウガラシ「ロコト」を使った「超暴君ハバネロ&荒くれ勇者ロコト」と、「大魔王ジョロキア」シリーズで、タイ料理によく使われるトウガラシ「プリッキーヌ」を使った「大魔王ジョロキア&鬼姫プリッキーヌ」の2商品。
発表会は、これまで「世界で最も辛い」とされたトウガラシ「ハバネロ」を抜いて、2007年2月にギネス記録を更新した「ブート・ジョロキア」(大魔王ジョロキアシリーズで使用)の「ギネス認定式」と合わせて開催され、ギネス申請者のアメリカ・ニューメキシコ州立大学トウガラシ研究所ポール・ボスランド名誉教授がゲストとして出席。館内のトウガラシに関するギネス展示に、ブート・ジョロキアを加えるセレモニーを行った。
新商品では、メキシコとアンデス地方のトウガラシを使用した「超暴君ハバネロ&荒くれ勇者ロコト」と、インドとタイのトウガラシを使用した「大魔王ジョロキア&鬼姫プリッキーヌ」との「太平洋を挟んだ東西トウガラシ対決」(同社マーケティング担当者)を意識した。味のイメージは「超暴君ハバネロ&荒くれ勇者ロコト」がペルー料理の「ロコト・レジェーネ(トウガラシの肉詰め)」をイメージした「ジューシーなうま辛さ」、「大魔王ジョロキア&鬼姫プリッキーヌ」がタイ料理の「トムヤムクン」をイメージした「うま辛酸っぱい」。新商品を試食したポール名誉教授はそれぞれに「辛い」、「チョー辛い」と日本語でコメントした。
4月21日より、全国のコンビニエンスストア限定で発売。オープン価格。同社は昨年にも「史上最狂最悪の新商品発表会」と題した「過激な」新商品発表会を開催している。
新商品「超暴君ハバネロ&荒くれ勇者ロコト」と「大魔王ジョロキア&プリッキーヌ」(画像)トウガラシ「ロコト」と「プリッキーヌ」など(画像)暴君ハバネロ、新作を「過激」発表-外苑のバーがお化け屋敷に(シブヤ経済新聞)東京タワーに「ギネス」世界記録をテーマにしたミュージアム(六本木経済新聞)サントリー、「暴君ハバネロ」とのコラボで旨辛スープ発売(梅田経済新聞)