イームズが撮影した写真100点-100のメッセージと共に

写真=展示風景の一部

写真=展示風景の一部

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 家具「シェル・チェア」や「プライウッド・チェア」、映像作品「パワーズ・オブ・テン」など、家具、映像、建築などの幅広い分野で活躍した20世紀を代表する米国のデザイナー、チャールズ・イームズが記録した写真コレクションから100点を展示する企画展が5月20日より、アクシスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-5575-8655)で開催されている。

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 チャールズは自身で撮影した75万点もの写真のコレクション(米国議会図書館所蔵)を持つことでも知られており、デザインプロセスの一環として、写真による記録を行ったといわれる。

 食卓の風景や食器洗いのシンク、工業製品のディティール、工芸品などの写真100点で構成する同展では、それぞれの写真にチャールズが残した言葉を引用句として合わせて展示。中には「存分に楽しむことだって重要だ。」、「ツールになじみ、目的を持ってツールをデザインすることが、問題に取り組む姿勢に大きな役割を果たす」など、デザインする上での哲学も垣間見ることができる。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場料は1,000円。6月8日まで。来場者には、チャールズによる100のメッセージを掲載した書籍「チャールズ・イームズの100の名言」を配付する(先着2,500人のみ)。今年はチャールズの生誕100周年。同展は今後、米国のイームズ・ギャラリー、オーストラリア、インド、北京など世界巡回を予定する。

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