新表現の映像コンテンツ「画ニメ」上映会-佐野史郎さん作品も

写真=上映イメージ「つゆのひとしずく-植田正治の写真世界を彷徨う-」©ga-nime

写真=上映イメージ「つゆのひとしずく-植田正治の写真世界を彷徨う-」©ga-nime

  • 0

  •  

 港区・麻布十番の「ギャラリーカフェバー縁縁(えんえん)」(麻布十番2、TEL 03-3453-4021)で6月3日より、映像アニメーションの特集上映イベント「画ニメJAM2008 in enyen」が開催されている。

[広告]

 「画ニメ」は、東映アニメーション(練馬区)が設立した映像コンテンツのレーベル。絵画や写真、CGなどの静止画作品を軸に、言葉と音楽を融合させた映像アニメーションを発表している。同イベントは、7月から画ニメ14作品のDVDレンタルが開始するにあたってのPR施策として実施しており、代表作3つを上映する。

 上映作品は、著名写真家で2000年に亡くなった植田正治さんの作品を主軸に、俳優の佐野史郎さんが監督と声の出演を務める「つゆのひとしずく-植田正治の写真世界を彷徨う-」、萩原朔太郎の同名短編小説をもとにした絵画を主軸に、町田康さんが朗読を担当する「猫町」、フランスの文豪バルザックの同名短編小説を画家の深澤研さんがテンペラ画で表現する「ざくろ屋敷 バルザック『人間喜劇』より」の3本。期間中、16時から1日1作品を上映する。6月15日まで。各作品の上映日は、「ざくろ屋敷」=12日と15日、「猫町」=13日、「つゆのひとしずく」=14日。鑑賞無料(入店には飲食メニューの注文が必要)。

 作品の見どころについて同イベント広報担当者は「原作の質をそのままに映像化にしており、アートとしての質も高い。今でも古くなっていない原作の良さが画ニメによって改めて感じられるのでは」と話す。

東映アニメの50周年記念展-東京アニメセンター(アキバ経済新聞)ZAIMでFlashアニメなどデジタルアート講座-若手作家育成へ(ヨコハマ経済新聞) スウェーデン漫画家13人による展覧会-成人向け漫画中心に (六本木経済新聞)杉並アニメーションミュージアムで「銀河鉄道999」展-名エピソード上映も(吉祥寺経済新聞)画ニメ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース