国立新美術館で現代アート作家9人の作品展-学芸スタッフが推薦

石川直樹《Graveyard/Ilulissat》2006年。

石川直樹《Graveyard/Ilulissat》2006年。

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 国立新美術館(港区六本木7)で3月4日、同館学芸スタッフが推薦する現代アート作家9人の作品を紹介する「アーティスト・ファイル2009-現代の作家たち」展が始まった。

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 同展は、同館の学芸スタッフが注目する現代アート作家を取り上げ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会。昨年3月の第1回に引き続き2回目の開催となる。今年は、国内外で活動する30~50代の幅広い年齢層から、平面、立体、インスタレーションなど、それぞれ独自の表現スタイルを持つ作家9人を選んだ。

 出展作家は、彫刻、インスタレーション、メディアアート、パフォーマンス作品など幅広い作品を発表するペーター・ボーゲルスさん、ランド・アートや環境アートで活躍する平川滋子さん、写真や文章によって体験を語る石川直樹さん、油絵具やクレヨンによって独自の描法を追求する金田実生さん、ナフタリンや塩、音を素材として使い創作活動を続ける宮永愛子さん、石を素材に彫刻作品を発表する村井進吾さん、木や石を使った彫刻を制作する大平實さん、独自の絵画世界を追及する齋藤芽生さん、多彩な画材を使って色鮮やかな絵画作品を描き続ける津上みゆきさん。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで。3月28日は「六本木アートナイト」開催のため22時まで)。火曜休館。入場料は一般当日1,000円ほか。5月6日まで(5月5日は開館)。

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