今年で8回目を迎える「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW)」が3月23日、東京ミッドタウン(港区赤坂9)を主会場として開幕した。
2005年10月、日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図る目的で、官民一体となって始まった同プロジェクトも今年で8回目。今回は約39メゾンが参加し、ファッションショーを披露する「東京コレクション・ウィーク」(3月23日~28日)を中心に、若手7メゾンが参加する「JFWデザイナー合同展示会」(同24日~26日)などのプログラムを実施する。
初日の23日夜には、リッツカールトンホテルでオープニングレセプションが開かれた。同会場では、今回新規事業として行われた「SHINMAI Creator’s Project」で選出された5ブランドのデザイナーも登場。「SHINMAI=とれたての米」が意味する通り、若手人材発掘と育成を目的に、国内外のファッションスクールの教授や学校長から推薦を受け、活動開始10年以内のデザイナーに対して日本での市場参入を支援する目的で発足した同プロジェクト。世界17カ国34校から52組60人の応募の中から5ブランドが選ばれ、レセプションに先駆けてファッションショーと商談会が行われた。
同プログラムは、六本木エリアだけにとどまらず今月28日までの間、原宿クエストホールやラフォーレミュージアム原宿、東京タワー地下駐車場などでも開催される。
JFWの開催は今月29日まで。