人のさまざまな瞬間を再現-若手絵画作家・丸山恭世さんが初個展

赤ちゃんの頭部をユニークなアングルから描いた作品。

赤ちゃんの頭部をユニークなアングルから描いた作品。

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 ギャラリーモモ六本木(港区六本木6、TEL 03-3405-4339)で4月18日から、「新しい作家シリーズ」第2弾として丸山恭世さんの初個展「moment」が開催されている。

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 丸山さんは1985年生まれ。今年3月、東京造形大学を卒業し同大学院へ進学。日常生活の中で人が瞬間的に見せるしぐさや動き、フォルムの美しさや面白さをカメラに収め、キャンパスに再現する。

 同展では、これまで描いてきた「少女」シリーズと、大きな赤ちゃんの頭部をいくつものアングルから描き、きめ細やかな肌合いを再現した「赤ちゃん」シリーズを中心に展示している。

 丸山さんは、「少女の作品については、無意識の動作から発せられる空気のようなものに引かれ、赤ちゃんの作品は目に見える表面的な肌、筋肉の質感やフォルムさらに肉体の内側から発せられる生命力を表現した」と話す。

 開廊時間12時~19時。月曜・日曜・祝日休廊。5月8日まで。

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