六本木で鈴木英明さん個展-さまざまな素材で独自の空間を構成

会場にはブロンズで作られた彫刻作品が展示されている。

会場にはブロンズで作られた彫刻作品が展示されている。

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 六本木の「ストライプハウスギャラリー」(港区六本木5、TEL 03-3405-8108)で現在、さまざまな素材と手法で独自の空間を構成する作家・鈴木英明さんの個展「草の話」が開催されている。

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 鈴木さんは1945(昭和20)年生まれ。これまで紙やブロンズ、鉄などを使った彫刻作品、銅版画、ドローイング、油彩とさまざまな手法で素材と色彩を対比させながら独自の空間を構成する作品を制作する活動を行っている。

 同展は約2年ぶりとなる個展で、彫刻のみに絞ったブロンズ作品10点を展示する。同展のテーマについて、鈴木さんは「草たちがしっかり育つ大地に踏み出すと草たちはまたたく間にその足の四方を包みこんでしまう。よろめきながら、つまずきながら進むことになるが、これもまたわたしの進み方なのか」と話す。

 開廊時間は11時~18時30分。日曜休廊。入場無料。11月23日まで。

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