具象的なイメージを描く作家・小野さおりさん個展-六本木のギャラリーで

具象的なイメージを描く小野さおりさんの新作「シンボル」。

具象的なイメージを描く小野さおりさんの新作「シンボル」。

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 「ギャラリー モモ 六本木」(港区六本木6、TEL 03-3405-4339)で現在、具象的なイメージの油彩作品を描く作家・小野さおりさんの個展「sharer(共有者)」が開催されている。

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 小野さんは1981(昭和56)年生まれ。2006年女子美術大学大学院卒業後、シェル美術大賞展などに入選し、女子美術大学非常勤講師を経て、制作活動を行っている。

 同展では、網膜のピントをずらしたような具象的なイメージの作品は、改めて物を見ることの確かさや不確かさを問いかける。会場では新作を中心に油彩作品約20点を展示する。

 小野さんは「自分と向き合うことで浮上してくる普遍的な心の動きのようなものは時代とともに変化しつつも、ある共通の世界へと通じていて、そこで多くの人と共有しているのではないかと考えている。わたしはこのような考えを表現することで自分と、そして共有者と対話したい」と話す。

 開廊時間は12時~19時。月曜・日曜・祝日休廊。入場無料。12月19日まで。

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