東京ミッドタウン(港区赤坂9)で5月12日~16日、「フラワーアートアワード2010 in Tokyo Midtown」が開催される。
花や緑で表現するアート作品によるアートコンペとなる同展は、7月に仏ロワール地方のドゥエ・ラ・フォンテーヌで行われる「アート・フローラル国際コンクール」の日本代表選考会も兼ねており、グランプリ受賞者には参加資格が与えられる。開催は11回目。
ドゥエ・ラ・フォンテーヌはフランス有数のバラの産地で、同コンクールは1989年に「プロを目指す若きフラワーデザイナーに自分自身の可能性を試す場を提供すること」を目的に始まった。コンクールで使用できる花はバラのみで、ヨーロッパを中心とするフラワーデザイナーたちの表舞台への登竜門として重要な役割を果たしているという。
日本大会でも使用できるのはバラのみ。2~4人を1チームとし、計16チームが作品を披露する。
昨年まではホテルのホールで行われていたが、「街の一部として花を置きたい」との理由から、今年からミッドタウンに会場を移した。作品は、ガリレア地下1階~3階の公共スペースに展示する。
同アワード事務局担当者は「アートが好きな人や興味がある人はもちろん、あまり花に接する機会のない人にもぜひ来ていただければ」と話す。
作品の一般公開は14~16日。入場無料。