六本木のけやき坂下の路上で5月8日・9日、熊本出身のシンガーソングライター橋本昌彦さんの「母の日」ミニライブが行われた。

　橋本さんは関西大学在学中、1年間に及ぶメルボルン留学の際、現地でのボーカルオーディションに合格しボーカリストとして活動を始め、徐々に知名度が広がり、メルボルンフェスティバルや、モナッシュ、メルボルン大学のコンサートホール、ワンマンライブを展開。帰国後は、音楽の勉強をしながら作詞・作曲を始め、関西や九州を拠点に活動。2005年9月21日にファーストアルバムを九州限定で発売。音楽性の高さ、ボーカル力などが高く評価され、2006年に同アルバムが全国に向けて発売された。

　今回、子どもを持つ親へ贈る応援ソングとして制作したシングルCD「絆　～ママへのラブソング～」をこの春リリース。母の日というタイミングに合わせて、急きょ路上ライブを決定。橋本さんの前には親子連れやカップルらが立ち止まり、その音楽に聴き入っていた。中には涙を流す女性の姿も。

　橋本さんは「音楽家として、人間として、音楽を通してたくさんの人を勇気づけてあげたい。そして、みんながわたしの歌を通して何かを考え、何かをするきっかけになれば」と目を輝かせる。??　

　同シングルは、山野楽器で（本店、そごう横浜店、　そごう千葉店、そうごう大宮店、調布パルコ店）で5月14日から販売開始。価格は1,000円。