六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で5月21日、ソニーグループのコンテンツが集結する「『make.believe(メイク・ドット・ビリーブ)』好奇心活性化プロジェクト」の共創イベント「dot park(ドット・パーク)」が始まった。
ソニーグループ統一のブランドメッセージ「make.believe」は、「想像する力を信じて夢を実現していく」という信念を意味したもの。その原動力となる好奇心を「日本中の人々とともに生み出していくこと」を目的としているのが、同プロジェクト。
「dot park」はその一環として開催するもので、同グループが提供する「音楽」「映画」「ゲーム」のコンテンツを結集し、最新3D映像やミュージックライブなどで人々の好奇心を刺激する。同様のイベント開催は今回が初めて。
期間中、さまざまなイベントを用意する。3D映画「バイオハザード4 アフターライフ」の監督ポール・アンダーソンさんによるトークセッションのほか、イギリスの放送局BBCによる最新ドキュメンタリー「EARTH グレート・ネイチャー」の特別上映会、歌手の西野カナさんによる参加者一体型のライブ「西野カナ 3D LIVE Remix」など。
六本木ヒルズ内の「Hills Cafe/Space」には、最新3D技術を体験できる「dot 3D cafe」がオープン。ドキュメンタリー、スポーツ、映画などを「3Dブラビア」で視聴できるほか、「PlayStation 3」用ソフト「グランツーリスモ 5」を3D立体視ゲームとして体験できる。
21日に行われたオープニングセレモニーでは、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーの茂木健一郎さんが開幕スピーチを行い、70歳で初めて絵筆をとって画家になった丸木スマさんを例に挙げ、「人間の脳を支えるのは好奇心。脳科学の事実として、人間の可能性を伸ばすのは好奇心だから、いつまでも子どものころのようにワクワクする心を忘れないでほしい」と話した。
開催時間は12時~20時。入場無料。各イベントのスケジュールはホームページで確認できる。今月25日まで。