千葉県南流山にある「京料理かねき」は5月10日、西麻布に都内初出店となる「西麻布 かねき」(港区西麻布1、TEL 03-5411-1070)をオープンした。
店長の篠宮信之さんは「南流山の本店は4代続く京料理を提供する地元では有名な店。その味を守りながら、西麻布店はリーズナブルな価格で提供するのをコンセプトとした」と話す。
店舗面積は約25坪、席数は24席。白壁と木を使った落ち着いた雰囲気の店内は、厨房を囲むカウンター席、テーブル席のほか個室も設ける。和風の照明や坪庭が見える大きなガラス窓などで和の空間を演出。
メニューは、季節やその日仕入れた食材によって変わるが、「だし巻き玉子」(500円)や加茂なすや万願寺唐辛子など旬の「京野菜」(800円~)、ぐじなどの「焼き魚」(1,500円~)、「とうもろこしのかき揚げ」「タコのやわらか煮」(以上800円)のほか「すっぽん鍋」(1人前2,000円~)など。コースは8,000円と1万1,000円の2コースを用意する。
ランチメニューは、国産和牛を使った「牛鍋のすき焼き定食」、だし巻き玉子が付いた「焼き魚定食」、「まかないドライカレー」を各1,000円で用意。ドリンクは、10種類そろえた日本酒(800円~)、ビール(500円~)、焼酎(700円~)、ワイン(グラス=800円~、ボトル=8,000円~)など。客単価はランチ=1,000円、ディナー=1万円。
篠宮さんは「京料理だけど高いイメージの店ではなく、旬の食材を使った京料理を気軽に食べられる店にしたい。お客さんの反応の見ながら、昼のメニューや夜に出す料理、お酒の銘柄などを充実させていきたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時。日曜・祝日定休。