西麻布の「ギャラリーMITATE」と「ギャラリー ル・ベイン」(ともに港区西麻布3、TEL 03-3479-3843)で7月6日、コスチューム・アーティストひびのこづえさんの個展「2010 夏 ざっか」が開催される。
ひびのさんは1958(昭和33)年生まれ。東京芸術大学卒業後、1988(昭和63)年のデビュー以来、雑誌、ポスター、テレビCM、演劇、ダンス、バレエ、映画など幅広い分野でファッションデザイナーと異なる視点で独自のコスチュームを作り続けている。
「ギャラリーMITATE」ではひびのさんがプロデュースした竹かご、虫をモチーフにしたアクセサリー、日傘など夏の雑貨を展示・販売するほか、新作としてエコに配慮した「エコレザー」を使ったバッグのシリーズも紹介。「ギャラリー ル・ベイン」ではひびのさんが手がけ野田秀樹さんの舞台「パイパー」で使われた舞台衣装の一部と、衣装制作の過程で生じた端切れを組み合わせて作ったコラージュバッグなどを展示する。
ひびのさんは「今回は楽しいコラボ作品をたくさん使っていただきたく『ざっかてん』とタイトルを付けた。夏のお出かけにピッタリの虫のアクセサリー、竹職人さんと作ったかわいい竹かご、エコレザーのバッグやファイルケースなど、日本の手によって生まれた作品を楽しんでほしい」と話す。
開館時間は11時~19時(7月10日・24日はル・ベインのみ17時まで)。入場無料。今月25日まで。