六本木ヒルズ(港区六本木6)ヒルサイド地下1階に9月17日、アパレルショップ「MOROKO BAR(モロコバー)」(TEL 03-3470-1065)がカフェ&バー併設店としてオープンした。
同店は今年2月よりカフェ併設の期間限定ショップとして営業していたが、移設リニューアルという形で再スタート。店舗面積は33坪。カフェ&バー・スペースの席数は26席(うちカウンター4席)で、以前の約2倍に拡大した。
MOROKOは「ミルク」を意味するロシア語。内装は、社長兼デザイナーの今村るみ子さんが、スタンリー・キューブリック監督の映画「時計じかけのオレンジ」からインスピレーションを得て、白と黒と赤を基調にまとめた。
商品は、「MOROKO BAR」「Lingua Franca(リンガフランカ)」「disco valley(ディスコバレー)」「DENIM BAR(デニムバー)」の4ブランドで構成するが、六本木ヒルズ店は年齢層が高めなこともあり、3~40代をターゲットにする。
カフェ&バー・スペースでは、見た目のインパクトを重視した、サーモンやサラダを挟んだパンケーキメニューが主力。「バナナとアーモンドのパンケーキ」(840円)の生地にはココアパウダーを、「MOROKO BARパンケーキ」(945円)の生地には竹炭を練り込み、意外性を演出した。「エビとアボカドのパンケーキ」(1,260円)、「サーモンと青パパイヤのパンケーキ」(1,365円)など4種は、パンケーキ2枚で挟んだハンバーガースタイル(500円)でテークアウトもできる。
バータイムでは、竹炭パウダーを配合した黒いにごり酒「ど・くろ」(945円)や、アロマホップを通常の3倍入れたスーパープレミアムビール「エーデルピルス」(735円)、ハバナクラブとキューバの有機砂糖を使った「キューバ・モヒート」(1,260円)などを用意。ワイン、ウイスキー、ウオツカなども豊富にそろえる。
「10月からは小皿料理を充実させ、1人客や待ち合わせ客への対応も強化するので、気軽に立寄っていただければ」と店長の長沼さん。店内で使われている備品の多くは販売も行う。女性スタッフが身に着けているエプロン(6,900円)、オールインワン(2万2,000円)など。オリジナルデザインのコーヒーカップやソーサーも近く登場予定。「将来的には衣食住を取りまとめた店を作るのが目標」とも。
営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ティータイム=15時~17時、バータイム=17時~23時。