六本木に10月18日、魚料理専門店「築地 絆 六本木店」(港区六本木3、TEL 03-6230-3737)がオープンした。経営は、築地魚市場での仲卸業や鮮魚料理店を展開するキズナフーズ(中央区)。
築地で魚の仲卸業を営む同社は、2009年から飲食業に進出し、7月に鮮魚料理店「築地 絆 本店」(江東区)を出店。同店は2店舗目となる。
店舗面積は約110坪で、席数は100席。白と木目を基調にした店内には、ソファや白革の椅子を配置し、間接照明などで落ち着いた空間を演出。掘りごたつの個室なども用意する。
メニューは、その日仕入れた魚介から厳選した「お造り5種盛り合わせ」(3,800円)、「築地絆の磯炙り3種盛り」(1,800円~)のほか、「アボカドと温泉玉子シーザーサラダ」「アボカドと温泉玉子シーザーサラダ」(以上980円)などのサラダ類、「柔らか~く炊いたイベリコ豚の角煮」(1,500円)、「地鶏の天然塩焼き柚子胡椒添え」(980円)などの肉料理も提供する。
ランチメニューは、「本日の日替わり膳」「天然マグロとアボカドの彩りユッケ丼」(以上1,200円)、「若鶏の唐揚げおろしポン酢添え」(1,000円)など7種類。デザート(200円~)も用意する。
ドリンクは、ビール(700円~)、ハイボール(600円~)、日本酒(980円~)、焼酎(650円~)、ウィスキー(650円~)、カクテル(各700円)、サワー(650円~)、ワイン(ボトル4,500円~)など。
同社統括営業本部長の杉山貴洋さんは「卸直営なので素材の鮮度、味には自信を持っている。料理はすべて一から作っており、塩辛一つにしても出来合いのものは使っていない」と話す。
調味料にもこだわる同店は、手作りの魚のアラから作った「魚しょうゆ」、干した魚を砕いて混ぜた「魚塩」を料理に合わせる。「作るのに手間も時間もかかるが、魚しょうゆと魚塩を使うことで料理が深みを増す」と杉山さん。
今後は「姿造りなども提供したい」と、いけすの設置も予定する。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時30分(土曜・祝日は22時まで)。日曜定休。