元麻布の韓国大使館そばに12月18日、「博多もつ鍋屋」(港区元麻布1、TEL 03-6435-3380)がオープンした。経営はディ・エフ・エス(名古屋市天白区)。
店舗面積は40坪。SOHO向けのマンション3フロアを使い、各フロアに6~8人(最大20人)の席を設ける。1日3組限定の完全予約制とし、大理石に囲まれた「優雅な空間」でもつ鍋コースを提供する。
同社は名古屋で5店の系列店を展開し、もつ鍋はネット販売も行っている。社長のもつ鍋好きが高じ、10年かけて研究。車の販売を行う本社の1室でふるまい始めたのがきっかけで人気に火がつき、同店を始めた。
こだわりは、「1キロに対し、悪い部分を取り除くと300グラムしか取れない」という「もつ」の質。これを使うとアクが出ず、特有の臭みもないという。小腸、シマ腸、上ミノの3種と野菜をホタテベースのスープで煮込む。
「東京はおいしいものにお金を出す人が多い。とことんぜいたくをしたい人が集まる場所として麻布はピッタリ。ほかのお客さんと顔を合わせることはないので、気兼ねなく自由に使ってほしい」と麻布店オーナーの加藤大岳さん。
メニューは、もつ鍋を含めたコース(7,980円)のみ。酢もつ、本日のサラダ、ホタテの刺身、季節の一品、ホタテとアワビのバターソテー、ブロッコリーとズワイガニのカニ身あんかけ、もつ鍋、うどんまたは雑炊かラーメン、デザートという内容。
ドリンクはビール(700円)、ワイン(ボトル4,000円~)、シャンパン(1万円~)、焼酎(700円~)、日本酒(1,000円~)、カクテル(800円)などをそろえる。
営業時間は18時~。