葬祭総合プランニングオフィス「だいご倶楽部」(江戸川区)は9月20日、「麻布 香雅堂(こうがどう)」(麻布十番3、TEL 03-3452-0351)とのコラボレーション商品「お別れ香」を発売した。同商品は、葬儀時の荼毘(火葬)に際して故人の棺の中に散じるお香で、釈迦の入滅時に諸国から多くの香木が寄進されたことにちなんだ「香華一体の供養」を提案するもの。調合は香道の諸流家元・宗家御用達として知られる同店の山田眞裕店主が務め、化学香料などを使用せず、インド産出の栴檀(白檀)と名香とされる龍脳の2種類の天然香木で作られる。特製畳紙入り薫香1袋(15g)、小箱入り薫香4個(40g)、特製デザイン散華5葉で10,500円。当面の卸先は葬儀社となるが、個人での購入も可能。問い合わせはだいご倶楽部(TEL 03-3679-1639)まで。同店は京都を発祥の地に1983年に創業、天然素材にこだわった香木・香道具の老舗として知られ、香道・茶道の教室も開催している。
麻布 香雅堂