ヤフー(六本木6)は10月13日、パソコンや携帯電話などの端末機器向けのデジタルコンテンツの流通サービスへ新規参入すると発表した。同サービスは、複数のコンテンツプロバイダによるコンテンツを、新設された「Yahoo!コンテンツストア」上で販売するもので、占いやゲーム、電子書籍などのエンターテインメントコンテンツのほか、金融情報などのビジネスコンテンツなど、59社120タイトル(10月13日現在)の携帯電話向けコンテンツの提供から開始する。各コンテンツの閲覧や検索、購入手続きは、パソコンと携帯電話のどちらからでも行え、Yahoo! JAPAN ID(無料)を取得している利用者であればオンライン手続きだけで購入可能、支払いは「Yahoo!ウォレット」を通じて行う。同社は今回の新規参入について、来年導入予定の「番号ポータビリティ」制度により、気軽にキャリアの変更を行う携帯電話利用者が多くなると予想しており、「コンテンツポータビリティ」を合言葉に、コンテンツプロバイダと利用者双方にとっての利便性向上を狙ったものとしている。(写真=記者発表会の模様)
Yahoo!コンテンツストア