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戦場カメラマンと紙の魔術師によるコラボ展-六本木ヒルズで

渡部さんの作品「イラク2004年4月」をモチーフにコラボ作品を制作中

渡部さんの作品「イラク2004年4月」をモチーフにコラボ作品を制作中

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)の森アーツセンターギャラリーで現在、戦場カメラマンとペーパークラフトアーティスト・太田隆司さんによるアート展「戦場カメラマン渡部陽一&紙の魔術師太田隆司展~写真とペーパークラフトが織りなす『絆の情景』~」が開催されている。

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 世界中の紛争地帯を取材して現地で生きる人々の姿を撮り続け、テレビなどでも活躍中の戦場カメラマン・渡部陽一さんと、平面的な絵画でも立体でもない奥行き17センチの中に、紙だけを重ね合わせ 1メートル四方のペーパークラフトとして情景を描く太田隆司さんが、「人と人とのつながり、人を思い、命を大切にする心」というテーマを「絆」と捉えて大切なメッセージを伝える同展。太田さんが渡部さんのファンということもあり、コラボ展が実現したという。

 「瞬間を切り取り、情景として残している」ことが共通点の2人。
渡部さんはカメラを使って瞬間を切り取り「戦場の情景写真」として表現した70作品を、太田さんはカッターナイフで紙を切り取り、人々のさまざまな情景を表現した「ペーパーアート」113作品を、それぞれ紹介する。

 コラボ作品も現在制作中で、渡部さんの作品をモチーフに2人で話し合いながら制作を進めており、27日から展示を予定する。

 開催時間は10時~20時。入館料は、一般=1,000円、学生(高校生・大学生)=800円、子ども(4歳~中学生)=500円。4月3日まで。会場には、被災地を支援する義援金の募金箱も設置している。

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