六本木で暗闇研修「エマージェンシー・ワークショップ」-茂木さんらの暗闇対談も

暗闇研修を終えグループに分かれて話し合う参加者

暗闇研修を終えグループに分かれて話し合う参加者

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)森タワー40階「アカデミーヒルズ40」で5月10日、ビジネス・災害時に役立つ暗闇研修「エマージェンシー・ワークショップ」が始まった。主催はダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン(渋谷区)。

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 世界30カ国、600万人が体験している「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の災害時バージョンとして開催される今回のワークショップ。通常のプログラム同様、部屋を暗闇にし、8人程度の小グループに分かれて、いくつかの課題に取り組む。 暗闇の中では声を掛け合い、知恵を出し合い、助け合うことでチームワークやコミュニケーションスキルが育まれていくが、冷静な判断力、恊働、絆を生む「暗闇体験」は、ビジネスに必要なスキルとして研修に取り入れる企業も増えている。

 3つのコンセプトは「完全な暗闇」であること、「チームで入る」こと、「視覚障害者がリーダー」となること。参加者は白杖を持って暗闇に入り、2時間20分過ごした後、体験で得たことを話し合う時間を40分設ける。

 12日には、脳科学者の茂木健一郎さんとバースセラピストの志村季世恵さんの対談も予定。ワークショップ同様暗闇の中で行い、「脳を活性化させる内容」だという。いずれも参加費から運営費を除いた全額を東日本大震災の被災地に寄付する。

 開催時間は、平日=15時~18時、土曜・日曜=10時~13時・15時~18時。ワークショップ参加費は1万2,600円、対談は5,000円。開催は今月20日まで。

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