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「一番大切なものは?」-子どもに問いかけ撮影した写真展「タカラモノ」開催

さまざまな大切な物を持つ子どもたち

さまざまな大切な物を持つ子どもたち

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 六本木ヒルズ内のテレビ朝日多目的スペースUMU(港区六本木6)で5月25日から、フォトグラファーの回里純子さんを中心にした撮影チーム8人による写真展「タカラモノ123~ゼロ年代のこどもたち123人に問いかけたhappy photo project~」が開催される。

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 「今一番大切なものは?宝物は何?」と、さまざまな国籍を持つ21世紀生まれの子どもたちに問いかけて撮影した同展。

 書籍、エディトリアル、広告など中心に活動するフォトグラファーの回里さん。これまで子ども服の広告など、20年近く子どもの写真を撮り続けてきた。
 ある時、「平和」をテーマにした美術展への出展を依頼された回里さんは、「手の中に何か大切な物を持っている女の子」の写真をイメージ。その時、「この子が本当に大切にしているものって何だろう?」と考え、それが同展を開くきっかけとなったという。

 普段、撮影している子どもの親たちに呼びかけた結果、さまざまな国籍を持った日本在住の21世紀生まれの子どもたち123人が集まった。
 「撮影する時には大切な物を持ってきて」と子どもたちに伝えた回里さん。「ゲーム機や携帯電話などを持ってくる子どもが多いと思っていた」が、ハートに切った紙を持ってきて「大切な物は心」という子、「妹が大事」という子、そのほか、昆虫やぬいぐるみを持ってくる子たちなど、意外な結果だったという。

 プロジェクトには、回里さんのほか、スタイリストの石井あすかさん、五十嵐尊代さん、ヘアメーキャップアーティストのタニジュンコさん、山田ナオミさん、岡田知子さん、フォトグラファーの成田由香利さん、奥村浩毅さんらが参加。

 併せて、子どもたちへのインタビュー映像なども紹介する。

 開催時間は10時~21時(25日は12時から。31日は16時まで)。入場無料。今月31日まで。

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