見る・遊ぶ

作家64人の器を集めた酒器展、六本木の老舗ギャラリーで開催

さまざまな個性の酒器が並ぶ

さまざまな個性の酒器が並ぶ

  • 0

  •  

 飯倉片町交差点近くのショップ&ギャラリー「サボア・ヴィーブル」(港区六本木5、TEL 03-3585-7365)で現在、総勢64人の作家が制作した酒器を展示する「サボア・ヴィーブルの酒器展」が開催されている。

花札をモチーフした岡田多恵さんの作品(関連画像)

[広告]

 今年で創業33年を迎え、皿や酒器などを中心にさまざまな焼き物を扱ってきた同ギャラリー。これまで多くの個展を開いてきたが、当時からこだわっていたのは個人作家の作品展示。同ギャラリーの外山恭子さんは「昔は個人作家の作品を発表する場所が少なかった。作家が『本当に作りたいと思ったもの』を展示し、作家と客のパイプ役になりたかった」と話す。

 創業当時から付き合いがあるベテラン作家から30代の若手作家まで、多くの作品を扱ってきたが、「33年目を迎えた今年、これまで付き合ってきた作家の作品を一堂に集めたい」と同展を企画。有光武元さん、井畑勝江さん、岩瀬明子さん、大迫友紀さん、岡田多恵さん、東日出夫さん、小梛真弓さんなどに呼び掛け、64人の作家が集まった。

 会場には、ビールグラス、ワイングラス、ちょこ、ぐいのみ、片口などの酒器が並び、素材も陶磁器、ガラス、漆とさまざま。同じちょこでも、作家によって大きさが異なるものもあるが、「器の使い方は人それぞれ。お酒が飲めない人なら、マスタードやアイスクリームの器として使ってもいいのでは」と外山さん。「約600点あるので、好みのものが見つかると思う」とも。
 価格は2,100円~。平均価格帯は7,000円~8,000円。

 開催時間は11時~19時。8月12日~16日は夏季休暇。入場無料。8月24日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース