オーガニックワインの直輸入卸と専門店を経営するマヴィ(港区)が11月11日、麻布十番に直営店「ナチュラレッサ麻布」(港区麻布十番2、TEL 03-6435-0252)をオープンした。
赤坂店に次ぐ2号店となる同店。店舗面積は17坪。店内には同社が輸入したオーガニックワインのほか、インポーターのフェデリコ・マテ(東京)、メーカーの木の花屋(長野)、ジャージー・ブラウン(北海道)の商品を並べる。
「地方のメーカーはいいものを作っていても紹介する機会に恵まれない。『オーガニック・ナチュラル』を基本に、自分の周りの『いいもの』を集めた。メーカーやインポーターは、将来的には8社くらいまで増やしていきたい」と社長の田村安さん。
商品は、「エグミが少ない」というパラグアイのオーガニック・マテ茶、十勝のジャージー乳(280円~)、ヨーグルト(430円~)、フローズンヨーグルト(300円~)、チーズ各種などの乳製品のほか、長野の山ほおずきのジャム(493円~)やシロップ漬(420円)など。「自然のおいしさをトータルで知ってほしい」と田村さん。自社のオーガニックワインは60~70種(1980円~)をそろえ、グラス(400円~)での試飲も数種用意する。
現在「オーガニック栽培で作った世界初」だという「シャトー・ド・ボアフラン」チエリー・ドアットさんのボジョレ・ヌーボーの予約も受け付けるが、7000本確保したうち5000本が予約済みとなり、「毎年好評」だという。
「定番で並べる商品のほか、常に新しい商品も投入し、このかいわいに住んでいる人がいつ来店しても発見があるようにしたい」と田村さん。「(麻布店は)宣伝をしていないのにひっきりなしにお客さんが入ってくる。とても面白い土地」とも。
営業時間は11時~20時。