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国立新美術館が開館5周年-1月21日は入館無料に

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 国立新美術館(六本木7)は1月21日で開館5周年を迎えることを記念して、当日の全ての展覧会の観覧料を無料にする。

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 2007年に開館した国立新美術館は、作品の収集は行わず、企画展と公募展を開催し、5年間で約1300万人が来場した。企画展では2010年に開催した「オルセー美術館展2010『ポスト印象派』」が約77万人、2007年の「国立新美術館開館記念 大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」が約70万人の入場者を集めた。公募展でも毎年約130万人の入場者を集めるほか、作品を収集しない代わりに情報資料室を置いて資料や情報の収集と公開を積極的に行っている。美術に関する資料や全国で行われた展覧会が閲覧できるアートライブラリーにも、多い時には1日約1000人が訪れる。

 5周年を迎えるにあたり、アートディレクターの佐藤可士和さんがシンボルマークをデザインした。20日18時30分から1階ロビーでオペラコンサートを開催。翌21日は、開催中の「野田裕示展」「DOMANI・明日展」「第60回記念 独立書展」の観覧料を無料にするほか、来館者には記念のクリアファイルを進呈。11時30分と16時30分からは和津実さんによるスベシャルライブ「えほんうた」を、14時からは野田裕示さんによるアーティスト・トークを、それぞれ予定する。

 18日からは3F階ライブラリー前で「国立新美術館別館の建築とその時代-当館所蔵資料で見る昭和初期の都市モダニズム文化-」展を開催する。「野田裕示展」は1月18日~4月2日、「DOMANI・明日展」は1月14日~2月12日の開催。

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