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西麻布で「ガラス器」展-エナメル彩で制作した作品など250点紹介

色彩豊かなガラス器

色彩豊かなガラス器

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 西麻布のギャラリー「MITATE」(港区西麻布3)で2月24日から、ガラス作家でクリエーターの林久美子さんによる作品展「形の中に」が開催される。

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 美大卒業後、国内外の展覧会で作品を発表しながら、書籍の表紙、地下鉄の駅の壁画、オーナメントデザインなどで幅広く活動する林さん。現在は武蔵野美術大学特別講師も務める。

 エナメル彩という技法が特徴の林さんのガラス作品は、ガラス顔料に外側から絵を描き、580~600度で3~4回焼成することで完成する。「色と柄が大好き」という林さんの作品は色彩豊かなのが特徴。

 「いろいろな物に描きたい」という思いから生まれる作品は、ガラス器だけでなく、壁画や天井画など多岐にわたり、コートやバッグなどのテキスタイルデザインも手掛ける。

 同展では、ボールやグラスなどのガラス器、照明器具、テキスタイル作品、版画など、春を感じるような明るい色合いの作品、約250点を紹介する。

 同ギャラリー広報の佐藤千尋さんは、「林さんと言えば、やはりエナメル彩。この技法によるガラス器作りの第一人者である林さんの作品は、その全てが繊細なタッチ。そのあたりに、ぜひ注目してもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~19時(初日は13時から、最終日は16時まで)。月曜定休。入場無料。3月8日まで。

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