六本木ヒルズ(港区六本木6)の東京シティビュー(TEL 03-6406-6652)で5月21日、金環日食の特別鑑賞会が200人限定で行われる。
今回の金環日食は九州南部から関東付近にかけての地域で、月が太陽の全面を通過し太陽がドーナツ状に見える金環日食を観測することができる。東京では6時19分に食を開始、7時34分に食が最大になり、7時32分から7時37分まで金環日食が観測できるとされる。日食が起きるのが朝のため、金環日食時の太陽の高度は約35度とやや低く、周囲に高い建物がある場合には観測できない可能性がある。
同イベント担当者は「東京シティビューでは以前から六本木天文クラブが定期的に星を見る観望会を行っており、今回も遮るものがない場所から日食を鑑賞できないかと鑑賞会を開催することにした。当日は天文学の専門家を招き、その説明を聞きながら日食を鑑賞できる」と話す。
開催場所は森タワー52階の展望フロア「スカイギャラリー」と海抜270メートルに位置するオープンエア形式の展望台「スカイデッキ」の2カ所で、日食に合わせ特別に営業。
開催時間は6時~9時30分。定員は200人で、希望者は申込時に観覧場所を選ぶことができる。応募多数の場合は抽選。応募はホームページで5月6日まで受け付ける。入館料は、スカイギャラリー=一般2,000円ほか、スカイデッキ=一般2,500円ほか。イベントの参加には日食グラスを持参のこと。