六本木ヒルズ(港区六本木6)アリーナで5月5日・6日、エコイベント「J-WAVEフリーマーケット」が開催される。主催はJ-WAVE(同)。
「身の回りにある不要なものを簡単に捨てるのではなく、必要な人に譲ってもう一度使う」をテーマに「リユース」の気持ちを広げる同イベント。今年で17回目を迎え、参加を募って集まったリスナーとナビゲーターが番組ごとにブースを出すフリーマーケットを中心に、公開放送や「リユース」「リサクル」企画を展開する。
今年は出店者から集める出店料を「WWF気候変動・エネルギープロジェクト」と、坂本龍一さんと全国楽器協会が発起人を務め、東日本大震災・被災地の幼稚園・小・中・高校に楽器関連の復興支援と音楽活動の支援を行うプロジェクト「こどもの音楽再生基金」に寄付する。
リユース企画では、着なくなったTシャツに自由に絵を描くワークショップを開催。プロのイラストレーターの指導の下、Tシャツを再生する。併せて、日本メディアアート協会が行っている活動の一つ「Tシャツアート展」も開催。クリエーターがデザインしたアートTシャツを展示・販売した収益を寄付するほか、被災地にエールを送るための絵を世界中から募集し、送られた絵で葛飾北斎の「松島」のモザイク画を制作。この絵を描くワークショップも予定する。
リサイクル企画では、履かなくなった子どもの靴をアフリカの子どもたちに贈る「スマイル アフリカ プロジェクト」や、いらなくなった携帯電話をリユースまたはリサイクルし、1台リサイクルするごとに50円以上(リユースの場合は300円以上)をアフリカ・コンゴ民主共和国に生息するゴリラの保護や現地市民の生活支援や教育などの取り組みに寄付する「ケータイゴリラ」企画など。
開催時間は10時~16時(雨天・悪天候の場合は中止)。