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シネマート六本木で「シンガポール映画祭」-日本初公開作品も

「12Lotus」の1シーン

「12Lotus」の1シーン

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 シネマート六本木(港区六本木3、TEL 03-5413-7711)で5月12日、日本初公開作品5本を含む10本以上のシンガポール映画を上映する「Sintok2012シンガポール映画祭」が始まった。

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 同映画祭が開催されるのは2009年に続いて2回目。近年、シンガポール映画がカンヌ、ベネチア、ベルリン、東京など世界の映画祭で注目されていることを受け、「その流れと勢いを肌で感じてほしい」と有志が企画。社会を映し出す意欲的なドキュメンタリーや、中華系・マレー系・インド系の若手作家による作品などを中心に上映する。

 メーンは1976年生まれのロイストン・タン監督の特集で、長編4本と8作品を集めた短編集を上映。12日16時からはオープニング作品としてシンガポール国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した同監督の「12 Lotus」を上映、19時からは監督を囲んでシンガポール料理を味わえるディナーレセプションを予定する。

 その他の作品には、カンヌ映画祭2010批評家週間に上映された「Sandcastle」(クロージング作品)、現在森美術館で企画展を開催中のホー・ツーニェン監督による「HERE」などを日本初上映。2010年の東京国際映画祭でチケットが秒速で完売したという「青い館」も。

 料金は、当日=1,300円、3回券=3,600円ほか。今月20日まで。

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