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ミッドタウンで「キャンドルナイト」-被災地の子どもたちからのメッセージも

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)で夏至の6月21日、キャンドルを星型に描くインスタレーション「東京ミッドタウン・キャンドルナイト~星に願いを~」が始まった。

上から見ると「星にねがいを」というメッセージが浮かび上がる。

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 同施設でキャンドルナイトを開催するのは今回が4回目。メーン会場の芝生広場には縦・横約30メートルの星と「星にねがいを」「Tokyo Midtown」という文字が約2000個のキャンドルで描かれる。今回からメーン会場へ通じるミッドタウン・ガーデンに約200メートルのキャンドルロードも設ける。

 使用するキャンドルは佐藤可士和さん、安西水丸さん、水野学さん、えぐちりかさん、若尾真一郎さんの5人のデザイナーがフレームデザインを手掛け、一般の参加者がメッセージを手書きしたもの。約550個は事前に東日本大震災で被災した4県(宮城県、岩手県、福島県、茨城県)の4つの施設で行ったワークショップで子どもたちに描いてもらい、同じく約500個をミッドタウン近隣の赤坂小学校・中学校の子どもたちが描いた。被災地の子どもたちが描いたものには「がんばろう東北」や「津波のない世界になってほしい」と願うものや「サッカー選手になりたい」「もっと遊びたい」など子どもらしいものまでさまざまな願いが絵などと共に描かれ、訪れた人たちも足を止めてキャンドル一つ一つをじっくりと見つめていた。

 今月8日からはミッドタウン内で一般からのメッセージも募集し、キャンドルナイト実施期間中も引き続き受け付けている。

 点灯時間は19時~22時。芝生広場横では、「Tokyo Midtown Award2011」で東京ミッドタウン特別賞を受賞したろうそくを使った「節電球」などのキャンドルも販売。今月24日まで。

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