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麻布十番に中国少数民族料理料理店-「ナポレオンフィッシュ」メーンに

カラフルな「ナポレオンフィッシュ」が描かれた店内

カラフルな「ナポレオンフィッシュ」が描かれた店内

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 麻布十番に8月8日、「ナポレオンフィッシュ」をメーンとした中国少数民族料理店「ナポレオンフィッシュ」(港区麻布十番1、TEL 03-3479-6687)がオープンした。経営はイイコ(目黒区)。

沖縄から直送されるナポレオンフィッシュ

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 店舗面積は21坪、席数は32席。漢方や発酵食品に注目し、「健康」「美容」をテーマに4店舗を展開する同社。5店舗目となる同店は、ナポレオンフィッシュを「目玉料理」とした中国少数民族料理を提供する。

 貴州省、雲南省、江西省などの少数民族料理は、トウバンジャンや豆鼓をはじめ、乳酸発酵させた漬物や発酵大豆(納豆)、発酵唐辛子など、発酵食品を頻繁に使うのが特徴。以前から系列中華料理店で提供していたが、マニアックな料理は尻込みされることも多かったという。「舌の肥えた人が多く訪れる麻布十番なら受け入れられるのでは」と、料理長の小山内耕也さん。

 メーン料理として提供するナポレオンフィッシュは、香港や中国料理では超高級食材として扱われ、「脂がのってインパクトがあり、ほわっとした食感が特徴」とも。同店では、蒸した「切り身」(100グラム、1,200円)または「兜(かぶと)」(同、2,400円)に、発酵唐辛子をのせた料理として提供する。ナポレオンフィッシュは沖縄の海で取れたときに直送されるため予約が確実。

 これ以外の発酵料理としては、納豆に似た「水豆鼓(すいどうち)」と野菜を炒めた「季節野菜の貴州発酵大豆炒め」(1,200円)、「自家製発酵ベーコン、干しチャトウ田舎煮込み~江西省風 干鍋仕立て~」(1,100円)、「エビとマコモ茸 季節野菜の海南醤炒め~発酵エビ醤風味~」(1,600円)、「四川乳酸発酵ピクルス」(650円)など。

 ドリンクは、ビール(600円~)、日本酒(700円~)、焼酎(650円~)、白酒(1,000円~)、レイシワイン(750円)、かめだし紹興酒(3年600円~、15年900円~)、ワイン(3,800円~)などをそろえる。

 営業時間は18時~23時30分。月曜定休。8月末からはランチ営業も予定する。

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