西麻布で11月3日、飲食店など48店舗が参加する「太陽祭」が開催される。主催は、西麻布太陽会。
おそろいのTシャツを着ているスタッフが目印(2010年のもの)
2001年夏、「何か面白いことをしよう!」と西麻布の飲食店4店舗のスタッフたちの雑談から生まれた同イベント。この日限りは夜営業の店も昼間から店を開け、スペシャルメニューやイベントで盛り上げる。訪れる人はスタンプラリー形式で店をはしごし、食べ歩き、飲み歩きできる。12回目を迎える今年は、48店舗が参加。「飲食をしなくても(スタンプラリーのはんこをもらうため)入店できるので、普段訪れることのない店の雰囲気を知るチャンス。気軽に遊びにきてほしい」と代表の油井孝太さん。
当日の受付は、「スポーツトレイン」(西麻布2、TEL 03-3409-8321)、「テテス西麻布」(同、TEL 03-5468-5505)、「炙(あぶ)り処 すみしょう」(西麻布1、TEL 03-3408-6315)の3店舗。参加店の紹介やスタンプラリーマップを含めたパンフレットを用意する。
主な企画として、バー「Wind Road」では、鶏つくね塩ちゃんこ鍋、ワイン、日本酒、カクテルなどを全て500円で提供するほか、陶芸教室の協力で「激安フリマ」を開催。鉄板焼きの「焼きの助焼き太郎」では、20種類のワインをグラス500円で提供、串揚げの「串亭西麻布」では、生ビールとおすすめの串揚げ3本をセットで1,000円で提供。酒販店の「長野屋」では、「原価BAR」を開催。シャンパーニュ(400円)、日本酒(100円~)などを提供する。ほかにも、カラオケ得点勝負やwaft(美容整体)による指圧20分2,000円など、さまざまな企画を用意。「スタッフも一緒に飲みながら楽しむイベント」と油井さん。
10年間太陽祭を開催ししてきた流れとして同エリアに店を構える約70店の店主やスタッフらで「西麻布太陽会」を結成。月に2度新聞を発行するなど横のつながりを強化し、「良い西麻布」のアピールを画策する。
開催時間は11時~16時44分(日没まで)。