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六本木で「もちかえる展覧会」-社会貢献テーマに18のプロジェクト紹介

「もちかえる展覧会」の展示の様子

「もちかえる展覧会」の展示の様子

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東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9)で現在、社会貢献プロジェクトを紹介する「もちかえる展覧会」が開催されている。

展示台にはパソコンの函体などの産業廃棄物を利用

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  同展では、クリエーティブの力を使い、社会的な問題を革新的なアイデアで解決に導く、日本人チェンジメーカーを18人取り上げ、その社会貢献プロジェクトを紹介する。出展者(カッコ内はプロジェクト名)はコピーライターの並河進さん(nepia千のトイレプロジェクト)、アートディレクターの水谷孝次さん(MERRYプロジェクト)、オーマ(文京区)の米良はるかさん(READYFOR?)、グリーンズ代表理事の鈴木菜央さん(ウェブマガジンgreenz.jp)、アートディレクターの永井一史さん(TAP PROJECT)、Granma(渋谷区)の本村拓人社長(世界を変えるデザイン展)など。

  産業廃棄物をマテリアルに分け、そのものを販売するほか、そこからバッグなど新しい製品の生産も行うナカダイの「モノ:ファクトリー」(前橋市)が展示に協力、展示用の台はパソコンの函体やスーツケースなどの産業廃棄物を利用して制作した。会場で日本ユニセフ協会の東日本大震災復興支援活動に100円以上の寄付をすると、会場に置かれた出展者がプロジェクトの意義や込めた想いを述べたテキストを3つまで進呈する試みも。

 12月7日・8日には関連イベントを開催。7日19時30分~22時は鈴木菜央さん、本村拓人さん、米良はるかさんが「新しいソーシャルプロジェクトのカタチとは」をテーマに、8日14時~16時30分は上田壮一さん、山名清隆さん、並河進さんが「企業とおこなう新しいソーシャルプロジェクト」をテーマにそれぞれトークイベントを行う。

 出展者の一人である鈴木菜央さんは「テキストをもちかえる事により感じたことがより鮮明になるのではないか。まさに新しい社会を作っている人たちが集まることで、それに興味がある人が集う場ができる。そのような場では化学反応が起き、大きなパワーが生まれるので、社会貢献などに少しでも興味のある人はぜひ見に来て欲しい」と話す。

 開館時間は11時~19時。入場無料。今月26日まで。

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