東京タワー(港区芝公園4)の双子のマスコットキャラクター「ノッポン兄弟」が7月24日に行われた「キングオブコント」1回戦にゆるキャラとして初めて出場したが、敗退した。
キングオブコントはプロ、アマを問わない「コント日本一」を決める大会で、2008年からTBSなどの主催で開催、今年が6回目。優勝賞金は1,000万円で、昨年はお笑いコンビのバイきんぐが優勝、これまでにロバート、キングオブコメディ、東京03などが優勝している。
ノッポンとノッポン兄は、20日に同大会への挑戦を発表、出場を前に「開業55周年の東京タワーを盛り上げたい。もちろん優勝を狙います」とコメントした。優勝賞金1,000万の使い道については、弟は「現在進めている東京タワーのペンキ塗り変え工事費用に回します」と真面目にコメント、兄は「スカイツリーを1日貸し切りたい」と答えた。
24日にシアターブラッツ(新宿区)で行われた1回戦に、フリー芸人の原田大輔さんと太田英夫さんとともに「ノッポンズ」を結成して挑戦。原田さんが兄の、太田さんが弟の心の声を務めて、「スカイツリーの形をしたお菓子を兄弟で取り合い、『あっち向いてほい』で決着をつける」というネタを披露した。
当日夜発表の合格者13組の中に「ノッポンズ」の名前はなく、敗退が決定。敗退についてノッポン弟は「いい経験させてもらいました。またノッポンズとしてチャレンジしたいですね」と再挑戦への意気込みを表明、ノッポン兄は「今回は必要以上に目立ち過ぎた。その時点で負けだと思ってた」と語った。
キングオブコントは8月末までに1回戦、2回戦、準決勝を開催、9月中旬には決勝戦を行い、優勝者を決定する。