増上寺(港区芝公園4)で9月5日、2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定に向け、「“2020の願い”キャンドルナイト~We Believe TOKYO 2020」が開催された。主催はスポーツのチカラProject実行委員会。
7月28日から8月21日まで計2020人が東京タワー周辺1.2キロと外階段600段を上り、大展望台内タワー大神宮で祈願、キャンドルに東京招致に向けたメッセージを記入した「2020度参り チャレンジラン」。同企画で集まった2020個のキャンドルを使い、最後の祈りを込め、増上寺正面階段に「We Believe TOKYO 2020」のキャンドルアートを描いた。背景では東京タワーと増上寺が五輪カラーの5色にライトアップされ、開催都市決定直前の最後の願いを彩った。
セレモニーのゲストとして、俳優の別所哲也さんとモデルの長谷川理恵さんが登場。今の気持ちを問われた別所さんは、「みんなが一つになってアピールしてきた集大成がもうすぐわかる。祈りましょう。(東京開催が決まったら)東京は時代を感じられる名所もあり、ハイテクなところもある。街全体がアーティスティックなところを世界に発信したい」と熱く語った。子どもにどのようなスポーツを習わせたいかを問われた長谷川さんは「水泳がいい。私が泳げないので(笑)」と答え笑いを誘った。
2人が、「2020 TOKYO 感動と笑顔にあふれるオリンピックを!」(別所さん)、「2020 東京 心をひとつに スポーツのチカラよ!」(長谷川さん)と書き込んだキャンドルを加えると、「ここにある一つ一つの灯りが希望の光。この思いが世界に届きますように。東京で開催されますように。日本が心を一つにして」(別所さん)、「しっかりここで願いを込めさせていただいたので、これで大丈夫」(長谷川さん)と締めくくった。