東京ミッドタウン(港区赤坂9)で12月27日、来年の干支(えと)である「午(うま)」にちなんで縁起の良い「九頭絵馬」の展示などを行う「東京ミッドタウンのお正月2014」が始まった。
ガレリア吹き抜けに設置された「九連絵馬」は、江戸時代から「万事『馬九(うまく)』行く」という語呂合わせから縁起物として珍重されてきた「九頭馬」をモチーフに、商売・出世・縁談・蓄財・勝負・健康・夫婦・豊作・大漁の9つの上昇運をそれぞれ幅約2.5メートルの絵馬に込めたもの。同所には来館者がワークショップで七福神をモチーフに作った「福笑い連凧(だこ)」約100点も展示する。
1月2日は10時45分から福光屋で振る舞い酒を、2日・3日には書道家が目の前で希望の文字や言葉を凧に書く「書で綴(つづ)る凧」や獅子舞パフォーマンスを実施。各店舗では福袋の販売も行う。
ガレリア地下1階の「とらや東京ミッドタウン店」では、ギャラリーの企画展として今年世界遺産に認定された富士山をテーマにした「ふじさん と とらや」展を開催。とらやの菓子見本帖に掲載がある富士山を題材にした菓子の絵図やようかんをかたどった張り子を展示。併せて富士山をかたどったようかん「髙根羹」(3,833円)や、通常は御殿場店限定で取り扱う富士山を題材にした季節のようかん「四季の富士」(3,623円)の販売も行う。来年3月17日まで(「髙根羹」の販売は今月末まで)。
東京ミッドタウンの営業時間は11時~24時。1月1日は休業。展示は1月26日まで。