TOHOシネマズ六本木ヒルズ(港区六本木6)で1月29日、新作映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジャパン・プレミアが開かれ、主演のレオナルド・デカプリオさん、マーティン・スコセッシ監督らがファンの前に姿を見せた。
同作は26歳にしてウォール街で成功を収め、36歳の時に追放されたジョーダン・ベルフォートさんの回想録を映画化したもの。本年度のアカデミー賞でも主演男優賞など主要5部門にノミネートされている。デカプリオさんは主演に加えて製作にも参加、企画から完成までおよそ8年かかったという作品で、同作の後、デカプリオさんはしばらく休業すると発表している。
ジャパン・プレミアでは、作品をイメージして敷かれたイエローカーペットの脇にファン約200人が並んだ。舞台あいさつは満席となる約640人のファンが来場、デカプリオさん、スコセッシ監督、共演のジョナ・ヒルさんはファンの声援にサインなどで応えた。
舞台あいさつで、デカプリオさんは「僕の演じるキャラクターはとても下劣なキャラクター。独創的でユニークなものにしたいと思って演じた」とコメント。初来日となった共演のジョナ・ヒルさんは「日本のファッションや日本食の大ファンなので、今回の来日をすごく楽しみにしていた。博物館や美術館にも行ってみたいし、次郎のすしも食べたい」と興奮気味に話した。
同作は1月31日から、同劇場ほか全国でロードショー公開される。